というわけでいくつか。急遽聴きました。

Niña de los Peines, Cante Flamenco
全然調べてないけどとりあえずフラメンコの超有名な人。reconstrucción tecnica de 78 r.p.mとあるので、SPからの復刻だ。すごい古いものだからどうかと思ったけど、結構よい。しかしこれで踊れるというのがすごい。…ってちょっと思ったのだが、サルサとかだと演奏しているのを聴きながら観客が踊るが、フラメンコって観客が踊るものなのだろうか? まあよい。ところでむかしフランスのトゥールーズにいたとき、スペイン人の年輩の女性がいて、彼女とNiña de los Peinesのことで盛り上がった。「ワールドミュージック」の知識はこういう時に役に立つ。

V.A., Ethiopian Groove, the golden seventies
エチオピアはやっぱりJahの国だからJahな音楽なんだろうと思っていた。大違いだと知り合いにいわれた。むしろ演歌に近いと。全く想像がつかなかったが、聴いてみるとまあ演歌というのは当たらずとも遠からず。小節が演歌っぽいのかもしれない。でもリズムはハチロクのアップテンポの曲が多く、結構おもろい。ちなみにこのアルバムにはAster Awekeというたぶんアメリカかなんかにいって活動していた女性ミュージシャンが入っている。十二、三年ぐらい前のスペースシャワーTVで彼女のPVをよく見た。知っているミュージシャンは彼女だけだった。

ΝΙΚΟΣ ΠΑΠΑΖΟΓΔΟΥ, ΣΥΝΕΓΑ
たぶんニコス・パパゾグルという人の、スネルガというタイトルだと思う。違ったら指摘してください。文字を見てわかるとおり、ギリシャのものだ。ライナーから何から全てギリシャ語で書かれているので何が何だかわからない。しかしこれは素晴らしい。あんまり素晴らしいのでブズーキを習ってしまった。もうすぐだし、みんなでギリシャ音楽を聴こう! 

なんか全然レヴューになってませんが、こんなもんで。