2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

Paul VEYNE, René Char en ses poèmes, Gallimard, coll. Tel, 1990 Ignace HAAZ, Les conceptions du corps chez Ribot et Nietzsche, L'Harmattan, coll. Epistémologie et philosophie des science, 2002 Serge NICOLAS, La mémoire et ses maladies selo…

Evelyne GROSSMAN, La défiguration, Minuit, coll. Paradoxe, 2004

何か急遽読まなければいけなそうになってみたので読んでみた。100ページぐらいと短い。Artaud, Beckett, Michauxと順々に扱っている。Beckettを扱った章が一番よかったと思うのだが、それはBeckettが一番好きだということかもしれない。Artaudに関しては、Ba…

Actus primus Senecae Medeae

こういう表記でいいのかはわからん。本といっていいのやら。いずれにしても全部読み終わるまでに結構かかるので一幕ずつやっていこう。ただし手元にある英語、仏語対訳版には幕の区切りがない。ネットで公開されているテクストにはある。基本的にこの公開さ…

Magazine littéraire, n°434 septembre 2004 Alfred JARRY, Les minutes de sable mémorial. César-Antechrist, Gallimard, coll. Poésie, 1977 Léon-Paul FARGUE, Épaisseurs suivi de Vulturne, Gallimard, coll. Poésie, 1971 Jean FOLLAIN, Usage du tem…

焼き茄子

久しぶりに新宿というところにいく。フランス図書へ。今年初めていったが、なんか品揃えが貧しくなったような気がする。どうなんだろう。今回見たのはPoésie叢書のところだけだったのだが、買いたかったSaint Pol RouxとかVignyとかPierre Jean Jouveとかが…

Paul VERLAINE, OEuvres poétiques, Dunod, coll. Classiques Garnier, 1995

読んだのはPoèmes saturniens, Fêtes galantes, La bonne chanson, Romances sans parolesの4つ。なんだかよくわからん。さすがにGautierほど能天気ではないが、全然ぐっとくることがなかった。あとVerlaineというと奇数脚だと思うが、音読していてもあんま…

Théophile GAUTIER, Émaux et camées, Gallimard, coll. Poésie, 1981

別の意味できつかった。なんでこんなことやっているのか全くわからん。確かこの初版が出版されたのが1852年だったと思うが、Fleurs du malが(少なくとも同名のタイトルで)最初に出たのが1855年だからほとんど世代的には変わらない。しかもBaudelaireはこの…

Jules LAFORGUE, Les complaintes, GF Flammarion, 1997

いやあきつかった。量的には全然たいしたことないのだが、ほとんど全部何かのパロディやら何やらで、こういうときに自分の教養のなさを痛感する。まあそんな中で最も興味を持ったのは、inconscient、つまり無意識についてだ。Ribotとかをよんでいると確か無…

Raphaël DENYS, Le testament d'Artaud, Gallimard, coll. L'infini, 2005 Jean BAUDRILLARD et Sylvère LOTRINGER, Oublier Artaud, Sens & tonka, 2005 Jean PAULHAN et Yvon BELAVAL, Correspondance 1944-1968, Gallimard, coll. Cahiers Jean Paulhan 1…