Pierre Jean JOUVE, Les noces, Poésie/Gallimard, 1966
Ghérasim LUCA, Héros-Limite, Poésie/Gallimard, 2001
Louis-Ferdinand CÉLINE, Voyage au bout de la nuit, Gallimard, 1952

フランス図書から、文庫本のセールをやるとの手紙をもらい、のこのこと行ってしまった。セールというわりにはあまり割安感がなかった。まあ、よい。JouveはなんかNoelがしきりに引用していた印象があるので、とりあえず。何冊かあったが、Starobinskiの序文があるやつを選んだ。Starobinskiの序文があると何となく安心する。LucaはDeleuzeを読んでいる人には有名な人だろう。買うことになった一番のきっかけは、次の文だ。

En passant
du
dialogue
au
dé-monologue

un coup de "dé"
abolit
toujours
le hasard [pp.203-204]

立ち読みでこの文章を見つけて即決した。Célineについては言うまでもないが、先輩にスカトロジー関係のことをやるなら読めとか言われて。Mort à créditは数十ページで挫折したが、これは今五十ページほど読んだがまだ何とかなっている。こちらの方が読みやすいかも。しかし久々のごつい小説だ。