二回目

Guillaume APOLLINAIRE, Alcools, Poésie/Gallimard, 1920(『アポリネール詩集』)
Jean CASSOU, Trente-trois sonnets composés au secret, Poésie/Gallimard, 1995
Max ELSKAMP, La chanson de la rue Saint-Paul, Poésie/Gallimard, 1997
Philippe JACCOTTET, À la lumière d'hiver, Poésie/Gallimard, 1994(『冬の光に 他』)
Jacques RÉDA, Hors les murs, Poésie/Gallimard, 2001
Claude ROY, Sais-tu si nous sommes encore loin de la mer ?, Poésie/Gallimard, 1983


基本的にカテゴリー1か2。しかしCassouのだけはカテゴリー4だ。実は前回いったときにそのカテゴリーゆえに躊躇して、断念したがやはり気になって買ってしまった。Bousquetと友達でCassouへの手紙が本にもなっているが、プロフィールをみたらCassouはBousquetとタメだった。Apollinaireはまあいいでしょう。Elskampは今回買った中で一番古い世代になるのだろうか。Baudelaireはおいておきましょう。彼はMallarméのdisciple ardentとある。「熱心な弟子」というのはValéryがそうであったように、実際に弟子だったのだろうか。あるいはただ本を読んで詩的なインスピレーションを受けたということなのだろうか。こういうことって文学史的な常識なのだろうか。実は結構厚いわりにはカテゴリーが1だったから買っただけなのだが。Jaccottetはよく名前を見る。たしかRichardも11人の現代詩の作家がどうたらといった本で扱っていたと思う。本当はStarobinskiの序文が入っている方が欲しかったのだが、カテゴリーの関係で断念。Rédaはなんとなく。カテゴリー1。Royも同様。この本は翻訳はなかったが、他の何冊かは翻訳があった。『忍び跫の詩篇』とか『暁の暗闇』とか『時の縁りで』とか。ちょっとビビった。