2004-01-01から1年間の記事一覧

Gaston BACHELARD, L'engagement rationaliste, PUF, 1972 Gaston BACHELARD, La terre et les rêveries du repos, José Corti, 1948 Gaston BACHELARD, L'air et les songes, José Corti, 1943(『空と夢―運動の想像力にかんする試論』) Gaston BACHELARD,…

北沢で全品半額セールをやっていて、行ってしまった。しかし田村には行かない。セールを始めて結構たっているだろうし、めぼしい本はほとんどないと思っていたが案の定。それにもともとフランス語の本は少ないし。二ヶ月ほど前に行ったときにあったFoucault…

Michael RIFFATERRE, Essais de stylistique structurale, flammarion, 1971 Bernard NOËL, Poèmes 1, flammarion, 1983お目当ては当然後者。上のは同じ古書店のカタログにあったので、なんか一冊では寂しいなと思い買ってしまった。多分どうでもいいと思う…

久しぶりに何冊か来た。いつ頼んだか忘れてしまったくらい前のもの。

Pierre Jean JOUVE, Les noces suivi de Sueur de sang, Poésie/Gallimard, 1966

まさに上に書いた好きでないタイプを体現したような詩だった。でも何か惜しい。Bousquetが見ていたものと同じものを見ながら、まったく反対の解釈をしているようだ*1。結局宗教があるかないかの違いだな。でも何か完全にだめとはいいがたいものがある。ちょ…

Louis-Ferdinand CÉLINE, Voyage au bout de la nuit, Gallimard, 1952. (邦訳:『夜の果てへの旅〈上〉』中公文庫、『夜の果てへの旅〈下〉』中公文庫)

結構前に読んでしまったのでかなり忘れてしまった。糞便に関連する言葉が出てきたらチェックしていたが、さすがにたくさんある。でもこれはどうなんだろう。実際に下水道を通って逃げたくだりはあったが、それ以外は日本語で「くそ!」っていうようなもので…

vacances

なんかいろいろやっているうちに二十日ぐらい日記を放っておいてしまった。

汗だく

Céline半分くらい。小説は詩とかと違って長いものが多いので、必ず本が汚れる。手垢が付くし、背表紙のかどのところがボロボロになる。何とかしようと思って直接自分の手が本に触れないように、手の上にタオルを乗せ、その上に本を乗せて読んでいた。そうし…

教訓(I)

Voyage au bout de la nuitを読み中。戦地から戻ってきた主人公が休暇中におかしくなったとかで入院。入院中、ちゃんと戦地に行ってもらいたい彼女(ロラ)と面会するが主人公がごねる。そこで次の引用。適当な訳:「そんなに(戦争が)こわいの?」 「こわ…

Pierre Jean JOUVE, Les noces, Poésie/Gallimard, 1966 Ghérasim LUCA, Héros-Limite, Poésie/Gallimard, 2001 Louis-Ferdinand CÉLINE, Voyage au bout de la nuit, Gallimard, 1952フランス図書から、文庫本のセールをやるとの手紙をもらい、のこのこと行…

というわけでいくつか。急遽聴きました。Niña de los Peines, Cante Flamenco 全然調べてないけどとりあえずフラメンコの超有名な人。reconstrucción tecnica de 78 r.p.mとあるので、SPからの復刻だ。すごい古いものだからどうかと思ったけど、結構よい。し…

Viva la musica !

id:kasuhoさんのところで、エチオピアの音楽のCDのレヴューを書いてくれとリクエストがきたので、ちょっとお応えしようと思うが、その前にワールドミュージックについて、昔考えたことなど。 今は全くCDを買うことがないので、どうなっているか知らないが、C…

立ち会い

今日は選挙の期日前投票というものの立ち会いのバイトをやった。なんか若い人の投票率が低いので、こういうバイトに駆り立てて選挙に対する意識をあげようという主旨らしい。二十代の人がバイトをやった。内容は朝の八時半から夜の八時まで、投票箱の前にず…

朝顔、豆富、朝顔

id:kasuhoさん、id:Nayutaさん、ありがとうございました。開店が6時だと思ったら7時で、無駄に早く集合かけてしまったという不手際がありましたが(すみません>kasuhoさん)、結構ダラダラできてよかったと思います。詳しくはあることあること書いてしま…

Francis PONGE, Le parti pris des choses, Gallimard, 1948Bonnyfoyを読んだあとにこれを読んだので、ある意味でBonnyfoy批判としても読める。Bonnyfoyは物を概念へ至るための装置のようなものとしてとらえているようだが、Pongeはこのような態度を批判して…

朝顔市

朝顔市の件、id:kasuhoさんからリファ頂きました。普通なら鴬谷駅(日暮里寄り)の改札に集合とするのですが、kasuhoさんは電車乗ってこないですよね。どうしましょ?

Bernard NOËL, La chute des temps, Poésie/Gallimard, 2000フランス図書で久々に買った本。もしかしたら文庫とかの安い本はネットで直接買うよりフランス図書とか欧明社とかで買う方がいいのかと思い行ってみたがそうでもなかった。結構高い。まだこの本は…

Henri-Irénée MARROU, De la connaissance historique, Seuil, 1966 Jacques Le GOFF et Pierre NORA (ed.), Faire de l'histoire, 3vols., Gallimard, 1974 Henri EY, La conscience, PUF, 1968古典シリーズ。上のふたつは何を今さら的なもの。最近(メタ)…

あさがお

本当に遅ればせなんですが、 先週の回文オフにご参加の皆様、お疲れさまでした。 回文ではからきしダメでしたが、楽しかったです。というわけで、そのオフの時にちょっと話したんですが、 七月に入谷で朝顔市がありまして、 そして近くに笹乃雪という豆富料…

Eva AYLLON, Grandes exitos de... Tommy OLIVENCIA y su orquesta, El jeque Althiery DORIVAL, An ba tonelle Arsenio RODRIGUEZ, El sentimiento de Arsenio varios artistas, Recordando a ArsenioRay Charlesが亡くなったということで、彼のアルバムを…

Yves BONNEFOY, Poèmes, poésie/gallimard, 1982 Jean-Pierre RICHARD, Onze études sur la poésie moderne, seuil, 1964なんかBonnefoyの専門家に会うということになったので急遽付け焼き刃的に。家にあったRichardの本もついでに読んだ。でも全然読んでい…

Jean LEDUC, Les historiens et le temps, Seuil, 1999 Jean-Pierre GOUBERT, La conquête de l'eau, Robert Laffont, 1986 Entretiens psychiatriques n。11, privat, 1965 Évelyne GROSSMAN, La défiguration, minuit, 2004 Jean-Marie GUYAU, La genèse d…

蠢くもの

夕べ久しぶりに『週刊ブックレビュー』を見たら、小倉千加子がでてた。なんか新しく本(『結婚の条件』)を出したのでその本についてということらしい。まあ別に何の感想もなく見てたんだが、見ていると小倉千加子の左胸のところに何かが蠢いていた。最初う…

桜に菊、茎に落差

id:shinimaiさんの回文オフをみて、 あたしも作ってみたが、上のようなのしかできなかった… そんなあたしでも参加してよかですか?とそれだけでは何なので、ちょっとだけ回文について調べてみた。 せっかくだからフランス語の回文について。 フランス語ではp…

血だらけ

ゆうべはid:chomoさんのお誘いで落語に。 落語を見るのは二度目で、一回目は談志の独り会。 落語って噛むと目立つのね。談志はもしかしたら噛まなかったのかもしれないが、これは今回見て初めて気づいた。テレビでは噛むとかならず誰かが突っ込むので、それ…

Jacques LACAN, Le séminaire III, les psychoses, seuil, 1975(邦訳『精神病〈上〉』、『精神病〈下〉』) Jacques LACAN, Le séminaire VII, l'éthique de la psychanalyse, seuil, 1986(邦訳『精神分析の倫理 上』、『精神分析の倫理 下』) Jacques LA…

Martin MONESTIER, Histoire et bizarreries sociales des excréments, le cherche midi éditeur, 1997(邦訳『図説排泄全書』) René ALLENDY, La psychalalyse. doctrine et application, denoel & steel, 1931 Jean PAULHAN, 226 lettres inédites de Jea…

オフ会終了おつかれさま

今五時半だがただいまid:yasaiさん主催のオフから帰宅。声がでない。足がむくんでいる。参加者の皆様、お疲れさまでした/ありがとうございました。特に十二時間の修業に参加なさった方々、本当にお疲れさまでした。もう厳しいので詳しいことはまた後日とい…

うごサン

というわけで昨日は知り合いのおばあちゃんの葬式だったんだが、昼間の告別式とあって働き終わった人か働いていない人か参加すること自体労働の一環の人ぐらいしかいなかった。とはいえ、かっぱ橋商店街の組合の仕切りだったので、結構人はいた。「たぶん寂…

締め切り間近ということで、id:yasai:20040506#1083853510こちら、参加させていただきます。 体力はだいたい戻ったし、晴れるらしいし、たまには人と喋った方がいいし。 よろしくお願いします。 連絡はhatsuka@hotmail.comで。今日、というか昨日のことだが…